個人事業から会社設立を考えてる方へ
個人事業から会社設立することはデメリットよりもメリットのほうが多いと思います。
飲食店の営業許可・深夜の営業開始届・風俗営業許可など一度申請・届出してしまうと変更するには手間とお金がかかります。
もし近い将来会社設立を考えているのならば、各種許認可を申請する前に会社設立することを考えてみてはいかがでしょう?
会社設立するメリット
法人化のメリット (金額や事業形態によっては例外があります。)
節税できる | 所得金額によりますが収入が一定以上になれば法人のほうが節税面で有利な場合が多いです。 |
経費として認められる 範囲が大きい | 個人事業では認められなかった支払いが経費として認められることがあります。 |
自分の給料を経費として支払うことができる | 個人事業の場合は、「売上-経費」が収入なので、従業員の給料だけが経費扱いになりますが、法人の場合は自分の給料を経費として支払うことができます。 |
社会的信用度が増す | 大手の会社は取引先に株式会社を指定する場合があります。 これから大手と取引をするなら法人であることは避けて通れません。 また融資を受ける場合など公的機関とのやり取りにも法人であることが前提の場合があります。 |
出資者の責任が有限責任になる | 仮に損金を出した場合は個人事業の場合は原則全額負担なのに対して、法人の場合は出資した限度での責任負担となります。 ですので仮に負債を抱えたとしても自分の財産まで充当される心配がありません。 |
決算期を自由に設定できる | 個人事業の場合は決算期が12月31日と決まっていますが、法人の場合は都合の良い日を決めることができます。 |
社会保険に加入できる | 個人事業主では社会保険に加入することは出来ませんが、法人の場合は加入することが可能です。 |
赤字を繰越できる | 個人事業の場合は赤字の繰越できる期間が3年間なのに対して、法人の場合は7年間繰り越せます。 ですので例え利益が出ていなくても、会社が続く限りは毎月給料が貰えます。 |
生命保険が経費扱いとなる | 個人事業主では経費扱いできない生命保険代が法人の場合は経費扱いとなります。 |